OUT in KYOTO

YOUTH CULTUREからみる京都と人

OUT in KYOTO

このプロジェクトは面白い古着屋さんを知ってもらったり、閉刊する前のカジカジさんへの応援から始まりました。

編集長の井垣さんの想いから、40数件の古着屋さんはじめ、京都でおもしろい生き方をする大人たちのありように構想は広がり、”ユースカルチャー”を耕していくプロジェクトの位置付けに変わっていきました。

面白いと思う人たちと面白いことをやっていこうということで進んでいます。

”Once Upon a Time in Kyoto”とは直訳では「むかしむかし京都で,,,」という意味。
略して”OUT in KYOTO”。
京都という街は適度にコンパクトなわりに大学や専門学校がたくさんある。
毎年、春になると全国各地から大勢がやってきて、卒業とともに去っていく、もしくは京都に残るという独特のサイクルがある。
そんな京都にも古くからYOUTH CULTUREというものが独自の文化で形成されてきた。
YOUTH CULTUREとは、若者文化のことで、ハイティーンから20代に支持されている文化的形態や活動のこと。
YOUTH CULTUREはストリートの中で生まれ、受け継がれ、今も現在進行系で発展し続けている。
京都というと、伝統文化や伝統芸術の華やかなイメージがあるけど、YOUTH CULTUREという角度から街や人をみていくと、さらに深い京都を知ることができるのかもしれない。
京都のカルチャーをつくってきた人たちに若かりし20歳の頃を聞いてみたい。
その頃に誰とどう過ごしたのか?20歳の頃に、誰に影響を受けて何をしていたのか?
そういったことが、知らないあいだに”火種”になり、伝播し<いま>につながっていたりする。
不確かな面白いものや美しいものを探し、追い求めていた子供のようなあの頃は、大人になった<いま>の原動力になっている。
やっぱり20歳は特別なものだ。
そして、その人たちが今、どんな新しい京都をつくろうとしているのか。
そんな想いで京都のカルチャーをつなげたい。
まず、音楽やファッションと常に隣合わせな存在で、時代とともに変遷し独自の文化を築いてきた京都の古着屋をみていきたい。
実は、京都は今や50店をこすSHOPが所狭しと点在する古着のメッカなのだ。

編集長  井垣敦資 (株式会社ヒューマンフォーラム)


out in kyoto HP

CREDIT


編集長|井垣敦資 (株式会社ヒューマンフォーラム)
ディレクター|古谷高治 (合同会社TANK GALLERY)
取材/編集|羯磨雅史 (フリーエディター) / 高松直 (フリーエディター)
アートディレクション|北原和規 (UMMM)
デザイン|西頭慶恭 (UMMM)
WEB制作|金山和樹 (ka2.design)
協力|伊藤正孝 (株式会社BAGUE)
プロデューサー |前田展広 (前田展広事務所)