GREETING / ご挨拶

生まれ持った個性を活かし、それぞれでやっていきましょう

 


2016年にホームページを開設したときに、以下のような文章をご挨拶文として掲載しました。

その時に感じていたことを、いろんな人の言葉を用い一生懸命まとめたものです。
頭で考えすぎて、ちょっと背伸びした感じだなと、2年経って思います。

その時に思っていたことなのでそれでいいのだけど
白黒で考えたり表現すると、とても変な気持ちになることや
時代の変化のスピードがとても早い感じがあって
もう”それぞれで自分が思うことをやっていきましょう”というので今はしっくりきています。
わたしの気持ちや表現の変遷もふまえ、残してみます。

 


ご挨拶

生まれ持った個性や役割りを活かし、
いきいきと本能を発揮する

 

私はこの5年間、様々なセクターの方から「仕組みを変えたい」という声を多く聞きました。

「過度に欲望を喚起し,利便性を喚起する消費社会」から「フェアネスやエシカルに重点を置いた消費社会」へ。
「一握りの大資本がコントロールする流通」から「中小企業が掲げたビジョンを実現できる流通」へ。
「住民のニーズに反した大規模開発」から「市民参加による協働のまちづくり」へ。
「様々なセクターがタコツボ化した縦割り社会」から「マルチセクターが共感しあい,共存する社会」へ。

これらを可能にする価値観がCSRであり,ソーシャルイノベーションだと思います。

しかし、その変化はまだ部分的で、本流の社会の仕組みを改善するにはまだまだ多くのセクターでの動きが必要です。
何故、仕組みを変えることは難しいのでしょうか?
わたしたち人間は,過去の成功体験にとらわれてしまいます。
特に日本では,戦後に奇跡的な経済成長を実現した体験があり,その奇跡を基礎付けた考え方を変えるのは容易ではないのです。
そのため,過去の仕事の進め方を否定するような方法を考えようとすればするほど,思考停止にならざるを得ないのです。
新しい方法で,新しい多様な人々や組織との関係を構築して仕事を進めるためには、閉ざされてた組織内に止まるの従来型のマネジメントだけではうまくいかないのです。
このような状況を打破して変化の裾野を広げ加速させるために、より多くのセクターで新たな価値共創の活動やそれに取り組める人が増えればいい。
そのために私は新たにチャレンジする人の支えになりたい。
人々を駆り立てる理念や哲学,これまでと、これからの時代に対する解釈と展望について対話し,丁寧に具体化していく。

私はこれまでそのような背景を前提にしたプロジェクトを具現化するマネージャーとして活動してきました。
見えるモノから見ていなかったモノへ、考え方をシフトしていく。
これまでの文脈や核となるものを引き継ぎ、過去のフレームにとらわれず、社会課題の解決や、社会課題を生まないことの視座を取り入れ、新しいステーク・ホルダーとともに役割りを考察し、事業や業態を開発する。
哲学と体制、組織行動のブリッジを作り、事業内にプロジェクトマネージャーを育てる。
継続を作るために、収益以外の意味や価値も追求し、社会的な役割を関わる関係者とともに可視化し、プロジェクトの生態系のステージをシフトさせていく。
そうして育まれた人や事業が螺旋を描き、これからの当たり前のビジネスや産業や暮らしになることを信じています。

歴史上まだ人類が経験したことのない社会課題が山積する中、課題先進国として日本から解決方法を指し示せたらそれほどかっこいいことはないと思います。
このような考え方を前提に、ご一緒させていただけることがあればお声がけくださいませ。
前田家の消費や生活に直接関るご相談案件は、特に有難いです。

2016/05/08

前田展広