WONDER SENBOKU 

泉北ニュータウン50周年事業で何が生まれたのかを見えるようにまとめたタブロイド誌です。
事業を企画運営したNPO法人SEINが発行しています。

平安時代から続いている土地の記憶を大切にしながら
ニュータウンの多様な暮らしを歓迎し、住むだけではなくてもいい感じが育まれていくといいな思っています。

私は関わっていませんがNPO法人SEINはそのほかにも、やまわけキッチン、茶山台図書館、2019年にニュータウンでコミニティ財団の設立へと展開されています。

「泉北」には、現在大きく分けて2つの暮らしがあります。昔から、自然豊かな谷あいの村々で営まれてきた農的暮らし。そして1967年に、丘を切り開いてつくられたニュータウンでの街的暮らしです。この2つは当時、隔たりもありましたが、できる限り多くの緑地や農地を残した都市計画によって共存を果たし、ニュータウンのまちびらきから50年が経った今では、自然と街の両方の良さを楽しめる独自の環境をつくりだしています。

「WONDER SENBOKU」には、これまで「暮らす場所」としてしか語られてこなかった泉北の「遊べる魅力」を知り、訪れて体験し、そこにある健やかな暮らしを実感する人が増えて欲しいという願いが込められています。ぜひ手にとって、ダウンロードして、今の泉北に出会ってください。


発行日|2018年3月31日
発行・企画・制作|NPO法人 SEIN
プロデュース|前田展広(前田展広事務所)
編集・執筆|赤司研介(SlowCulture)
アートディレクション&デザイン|長岡綾子(長岡デザイン)
撮影|都甲ユウタ
表紙イラスト|吉實恵
中面イラスト|中田こぶし(p4–9)
写真提供|寺内尉士(p15)
記事提供|村崎恭子(p15)

協力|泉北ニュータウンまちびらき50周年事業実行委員会・大阪府住宅供給公社・独立行政法人都市再生機構・南海電気鉄道株式会社・泉北高速鉄道株式会社・一般財団法人大阪府タウン管理財団・堺市・大阪府